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国立大学法人群馬大学 大学院医学系研究科 医学部医学科
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病態腫瘍薬理学講座の西山教授が第16回SGH特別賞を受賞しました!

 平成30年12月1日にホテルグランヴィア京都にて,公益財団法人SGH財団の授賞式が執り行われ,当該財団理事長より病態腫瘍薬理学講座の西山正彦教授へ「SGH特別賞」が授与されました。  この褒賞は,がんの基礎及び臨床研究に顕著な功績を挙げ,かつ,今後の発展が期待される研究者を対象に例年2名に授与されています。    西山教授の「難治性がんトランスレーショナル・リサーチ:医療シーズの策定から臨床開発研究まで」をテーマとした一連の功績について,財団の指定する専門学識者より推薦があり,厳正な選考を経て受賞が決定されました。  西山教授は,平成24年9月に本学大学院医学系研究科病態腫瘍薬理学分野に教授として着任し,オミックス研究から臨床までを網羅する幅広いがん研究の経験を活かし,主にがん薬物療法の領域で新規治療法の開発に取り組んできました。  受賞した研究については,基礎研究での発見を広範な臨床展開に導くことを目的に,がん創薬標的策定研究,がんプレシジョン・メディスンの確立研究,臨床開発研究からなるがんトランスレーショナル・リサーチを,本邦の先導者として長年牽引してきた成果です。この研究成果は,今後その成果が比較的早期に実地臨床へと結ばれる可能性が高いものとして,大いに期待されています。  今回の表彰にあたり西山教授は,「トランスレーショナル・リサーチとは,基礎で発見された新しい画期的な事実を実際の臨床の現場で使えるように育て上げる領域です。非常に幅広く,とても一人で最初から最後まで完結できるものではありません。今回の受賞は,トランスレーショナル・リサーチに関わる幅広い人材のチームに与えられたものだと考えています。新しい医学的な発見から新薬にたどり着く確率は3万分の1というきわめて低い数字の中で,いかに効率よく,実際の医療に展開できるものに変えていくかというのが私たちの使命です。一刻も早く,新しく,安全で効果的な治療を待っているがんの患者さんにとっては,欠くことのできない研究領域です。関わってきた多くの研究者に光を当て,大きな希望を与えていただいたことに感謝します。」と話しています。

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SGH財団粟田理事長より表彰状の授与

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SGH財団粟田理事長より栗和田榮一賞としてブロンズ像
「希望」の授与

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西山教授の受賞挨拶

SGH特別賞について:
https://www.sgh-foundation.or.jp/gan/award.html
授賞式の様子:
https://www.sgh-foundation.or.jp/gan/investiture.html
病態腫瘍薬理学講座:
https://www.med.gunma-u.ac.jp/med-organization/basic/3717.html


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