プレスリリース
脳型ドレブリンを指標としたヒトiPS細胞由来神経細胞のシナプス成熟評価法の開発とシナプス形成過程の解明
本学の⽩尾特別教授(当時、⼤学院医学系研究科神経薬理学)らは、国⽴病院機構⼤阪医療センター・臨床研究センター・先進医療研究開発部、⼤阪⼤学⼤学院医学系研究科神経内科学、東京⼤学⼤学院薬学系研究科らの研究グループと共同で、脳型ドレブリンを指標としたシナプス成熟評価法を開発し、ヒトiPS 細胞から分化誘導して作製したヒトiPS 細胞由来神経のシナプス成熟過程の詳細な解析とその成熟度評価を行い、その特徴を明らかにしましたのでお知らせします。
本研究の成果によって、ヒトiPS細胞由来のシナプス成熟過程をより客観的・定量的に評価することが可能となり、生理学的・病理学的研究やシナプス機能障害を標的とした治療といったさらなる発展に貢献することが期待されます。
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本研究は、以下の⽀援のもとでおこなわれたものです。
●国⽴研究開発法⼈⽇本医療研究開発機構(AMED)
- 再⽣医療実現拠点ネットワークプログラム
- 疾患特異的iPS細胞の利活用促進・難病研究加速プログラム「2.5次元共培養系を用いたヒト神経細胞シナプス成熟法の開発」
- 再生医療実現拠点ネットワークプログラム「疾患・組織別実用化研究拠点」(拠点A)「iPS細胞由来神経前駆細胞を用いた脊髄損傷・脳梗塞の再生医療 」
- 再生医療実用化研究事業「創薬のためのインビトロ脳機能評価法の確立と標準化ヒト神経細胞の開発」
<広報に関する問い合わせ先>
国立大学法人群馬大学
昭和地区事務部総務課広報係
〒371-8511 前橋市昭和町三丁目39番22号
TEL: 027-220-7895, FAX: 027-220-7720
E-mail: m-koho◎ml.gunma-u.ac.jp(◎を半角アットマークに変更してください。)