〜頭の上下動による脳への物理的衝撃が好影響〜
本学大学院医学系研究科脳神経再生医学分野教授・未来先端研究機構ウイルスベクター開発研究センターの平井宏和センター長は、国立障害者リハビリテーションセンター、群馬大学、国立循環器病研究センター、東京大学、東京農工大学、九州大学、国際医療福祉大学、関西学院大学、東北大学、大阪大学大学院医学 系研究科、岩井医療財団、新潟医療福祉大学、所沢ハートセンターらとの共同研究グループとともに、ラットを用いた実験とヒト成人を対象とした臨床試験にて、適度な運動が高血圧改善をもたらすメカニズムを発見しましたので、お知らせします。
本研究成果は、2023年7月7日に英科学誌『Nature Biomedical Engineering』にオンライン掲載されました。
本研究成果は、軽いジョギングなどの運動時に、頭部に加わる適度な衝撃が健康維持・増進効果に重要である可能性を示すものであり、病気や怪我などで運動したくても運動できない者にも適用可能な擬似運動治療法の開発につながる可能性があります。
本研究は「日本学術振興会科学研究費助成事業」「国立研究開発法人科学技術振興機構」「国立研究開発法人日本医療研究開発機構」「文部科学省先端研究基盤共用促進事業」「公益財団法人上原記念生命科学財団」「公益財団法人内藤記念科学振興財団」からの支援を受けて行われました。
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<関連リンク>
- 『Nature Biomedical Engineering』
- 国立障害者リハビリテーションセンターホームページ
- 群馬大学未来先端研究機構ウイルスベクター開発研究センターホームページ
- 群馬大学大学院医学系研究科脳神経再生医学分野ホームページ
<お問い合わせ先>
国立大学法人群馬大学
研究推進課未来先端研究支援係
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