群馬大学大学院医学系研究科は令和8年2月28日、文部科学省「高度医療人材養成拠点形成事業」の一環として、国際シンポジウム「医学教育の最前線 ― 日本とシンガポールからの知見 ―(Frontiers of Medical Education: Insights from Japan and Singapore)」を開催した。
本シンポジウムは、同研究科教員を対象としたFD(ファカルティ・デベロップメント)として企画されたもので、日本とシンガポール両国における医学教育の最新動向を共有し、教育の質向上を図ることを目的としている。
講師には、アジア太平洋生物医学科学教育者協会(APBSEA)会長でシンガポール国立大学(NUS)医学部副学部長のChen Zhi Xiong氏と、名古屋大学教授で日本医学教育学会理事長の錦織宏氏を招聘。医学教育の国際的動向や日本における臨床実習・医学教育改革の方向性について、それぞれ基調講演が行われた。
講演では、最新のデジタル技術を活用した試みとして、会場に「AI>による日英翻訳字幕スクリーン」を設置。登壇者が日本語と英語それぞれで発表を行う中、リアルタイムで翻訳が表示されることで、言語の壁を越えた円滑な情報共有が図られた。
参加者からは「国際的な視点から本学の医学教育を見直す貴重な機会となった」といった声が寄せられ、今後の高度医療人材養成に向けた教育体制のさらなる充実につながる有意義な機会となった。
