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医学的な知識も身につけた看護師になりたい
比留川 大樹 保健学科看護学専攻3年(私立千葉国際高校 出身)

 医療に携わりたいと思ったきっかけは、テレビドラマの影響でした。医師や看護師は、人の役に立っていることが目に見える、 やりがいのある仕事だと思います。
 看護の目的には、病院で過ごす患者さんの生活支援と、医師が行う診療を補助することの二つがあります。 1、2年では、「生理学」や「解剖学」、「薬理学」などの基礎科目を学び、2年生の夏休みに一週間の病院実習があります。 3年になって学ぶ看護過程の展開では、まず仮想の患者さんを想定して、グループワーキングをします。年齢・家族構成・既往症・過去の 治療の内容・今後の見通し等の情報収集からアセスメントし看護診断を行い、それぞれの事例や症状に合った看護計画を立てます。 続いて、立てた計画を実施・評価して看護過程の展開が完了するのですが、仮想の患者さんにはできません。3年生後期の4カ月に 及ぶ病院実習で、実際に患者さんを相手に看護過程を展開していくことになります。
 私は、1年生の夏休みから自発的に、群馬大学生体調節研究所の研究室にも通っています。内分泌や代謝学の研究施設です。 1年生のあいだは主に実験の手抜の練習でしたが、2年生の夏休み前から、私のとったデータが研究に使ってもらえるようになりました。 できれば卒業までに、看護の論文と、医学系の論文と、両方に取り組みたいと思っています。
 アパートでの下宿生活ですが、近くに民間の群大生の寮があるので、朝食と夕食はそちらで食べています。前橋は人口密度も、 自然とまちのバランスの点でも、とても住みやすい街だと思います。クラスに1割ほどいる男子学生に助けられながら楽しく過ごしています。
 将来は、救急の現場やICUでばりばり働ける看護師になりたいです。看護の主な目的の一つは患者さんの日常生活の支援ですが、 ベースには医学的な知識も必要だと考えています。


検査技術の基本は「人の細胞」について学ぶこと
須田 いつみ 保健学科検査技術科学専攻3年(群馬県立桐生高校 出身)

 高校の時から生物や化学が好きで、それを生かそうと思い群馬大学の検査技術科学専攻を志望しました。 臨床検査技師の合格率が高いことも、群馬大学検査技術科学専攻を志望した理由の一つです。
 本専攻で学ぶ検査技術とは、人の病気を発見するための検査ですから、「人の細胞」の仕組みや働きについて学ぶことだとも 言えるかもしれません。大学の授業では、からだの中の生体成分の働き・分析方法を学ぶ「臨床化学」や、血液について学ぶ「血液学」 「臨床生理学」が好きです。正常な血液の中では、白血球の好中球の核が分かれていますが、核の分かれているのが少なかったり 多かったりすると、異常ということになります。「血液検査学実習」では、学生がお互いに自分の血液を採取して検査し、 血液検査方法について学びます。
 週3〜4回、桐生で塾のアルバイトをしています。基本的には理数系ですが、答えられる質問にはどんどん応じています。 大学の授業とアルバイトで、かなり忙しい毎日ですが、大学院への進学を希望しているので、その分の貯金もしています。
 今はどの授業も楽しくて、興味が尽きません。どちらかというと座学が好きで、実習系はちょっと苦手です。 実験の前は必ず実習書を読んで予習をするようにしています。毎日忙しいので、とにかくやれることをどんどん前倒しで 進めるように心がけています。
 検査の世界では、日々技術も発展しますし、医療系はこの先もずっと勉強が必要だと思うので、大学院にも進んでもっと深く 学んでいきたいです。


理学療法の勉強は、人間のからだの構造を知ることからはじまる
堀内 沙季 保健学科理学療法学専攻3年(群馬県立高崎女子高校 出身)

 小学生のころからバレーボールをやっていたので、けがで病院へ行く機会が多く、そんなときに 理学療法士さんってかっこいいなあと思いました。
 理学療法では、疾患や事故により障害を持った患者さんに、関節可動域練習や筋力強化練習、起居・移動動作練習を行って、 日常生活が過ごしやすくなるよう練習します。歩行練習やマッサージのほか、電気や超音波といった物理療法を 活用することもあります。
 群馬大学では、3年になると「臨床理学療法学」がはじまり、TとUでは、筋力の測定や、関節の可動域を 測定する方法を学びます。Vのグループワーク実習では、一つの症例について、グループで話し合います。 3年次の4月から7月にかけては、保健学科全体の「チームワーク実習」もありますが、他の職種の視点を学びつつ、 私たち理学療法士の仕事を他のメンバーに知ってもらう機会にもなります。同じチームで、2日間の病院実習にも行くので、 チーム医療における理学療法士の役割をよく見たいと思います。
 理学療法学専攻は1学年20人なので、みんな仲良しで、お誕生日会や飲み会、クラス旅行にも行ったりします。 同学年だけでなく、1年生から4年生とも交流する機会があるので先輩から具体的なアドバイスをもらう機会も多いです。
 将来は、患者さんの状態に応じて、的確に対応できる理学療法士になりたいです。そのためにも、治療方法を学ぶだけでなく、 まずは、基本的な人間のからだの構造を知ることが重要だと思っています。


患者さんのより身近なところで治療に関わりたい
菊池 礼奈 保健学科作業療法学専攻3年(長野県立諏訪清陵高校 出身)

 医療の職場で多くの人を助けたいと思っていますが、中でも作業療法士は、精神障害・身体障害・老年期障害・ 発達障害と領域も広く、精神的なケアにも関わることができます。さらに、リハビリだけでなく、住環境の整備や、生活の アドバイス等も行う必要があるので、患者さんのより身近なところで治療に関われる仕事だと思います。
 3年次の「身体障害作業治療学」では、麻痺や変形、拘縮、脳血管障害の患者さんに対して、どのように治療を進めていくか、 面接・評価し、治療計画を立てるという過程を学んでいます。評価のために徒手筋力検査やROM測定(関節可動域測定)等を行います。 また、3年次の前期には、保健学科の「チームワーク実習」があり、私が専門とするリハビリの分野に、他専攻の学生からアドバイスを 受けることもあり、新しい考え方や発見に出会うことができます。
 サークルのMMR(徒手療法)では、筋肉の名称やつき方を覚えながら、効果的なマッサージの方法を作業療法の先生から ご指導いただいてます。また、私は糖尿病の子どもたちとふれあう「LEADS」というサークルにも参加しています。血糖値が下がりにくく、 めまいや失神等と闘っている子どもたちと、キャンプに行ったり、クリスマス会を開催しています。
 最近では、要介護認定予備軍の高齢者に、作業療法的介入をすることで介護予防の効果を高める研究のお手伝いをして、 作業療法の可能性をいっそう感じました。まだ専門領域は決まっていませんが、多くの患者さんの役に立てるような、フィールドの 広い作業療法士になりたいです。


 

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