群馬大学 大学院医学系研究科 医学部 医学科

本文ヘジャンプします
  • キャンパスマップ
  • サイトマップ
  • お問い合わせ
  • アクセスマップ
  • 日本語
  • English

  • Home
  • 組織
  • 臨床医学領域 眼科学講座
  • 眼科学

臨床医学領域 眼科学講座

眼科学

当講座は、群馬県と隣接する埼玉県や長野県の約300万人の眼科センターになっている。あらゆる眼疾患に対し、先進的な検査及び治療を行っている。年間の手術件数は1600件で、その大半は網膜硝子体疾患で占められている。当科の臨床研究は国外でも高く評価されており、眼底疾患に対して、新しい治療法を常に提供している。専門医学臨床研修医(シニアレジデント)は、2年間の初期臨床研修の後、2年間大学病院に在籍する。シニアレジデントは指導医の管理のもと、受持医として患者を診察する一方、連日の講義、週2回の症例検討会、1回の輪読会などの教育を受ける。大学院は臨床研修が終了してから入学する。基礎教室と連携して分子生物学、生理学、病理学の基礎研究を行うコースと、眼科臨床をしながら臨床研究で学位を取得するコースがある。学外の医師には夜間大学院コースが用意されている。大学院卒業後は国外留学もしくは専門的な眼科臨床にもどる選択肢がある。当科は眼底疾患の国際フェローシップの受け入れ施設にもなっている。

  • スタッフ
  • 研究と教育
  • 臨床業務
  • 社会貢献
  • 業績
  • 沿革

スタッフ

教 授 秋山 英雄 医学博士
講 師 戸所 大輔 医学博士
助 教 下田 幸紀 医学博士
森本 雅裕
松本 英孝 医学博士
向井  亮 医学博士 (留学中)
野田 聡実
細貝 真弓
鈴木 康太
馬郡 幹也

ページの先頭へ移動する

研究内容

研究内容

基礎研究:硝子体の代謝、実験的眼新生血管、糖尿病網膜症の遺伝的解析、電子顕微鏡を使った眼の微細解剖、実験動物を使った眼底の微小循環、網膜の電気生理。
臨床研究:OCTを使った非侵襲的網膜断面像の解析、網膜疾患における形態的変化と電気生理的変化の相関性の解析、糖尿病網膜症、網膜剥離、加齢黄斑変性の診断的および治療的戦略法の開発、高速度フルオレセイン蛍光眼底造影とレーザースペックルを使った眼微小循環の検索。
眼底疾患を主なターゲットとし、臨床と基礎両方から病態の解明、治療法の開発に努めている。多数の研究成果が英文雑誌に掲載されている。

教育業務

医学部教育として、4年生に対しては眼科学一般を系統講義で紹介している。5年生に対しては、臨床実習(ポリクリ)で実際の診療を解説し、6年生には実践臨床講義を行い、眼科学の理解を深めてもらっている。
大学院教育は、基礎研究は循環器内科、生理学教室、遺伝情報研究室と連携して行っている。眼科研究では臨床研究が主体で、蛍光眼底造影、レーザースペックルフローメーター、走査レーザー検眼鏡による眼微小循環の研究、光干渉断層計による生体組織学、多局所網膜電図による網膜機能の検索を教授以下スタッフが講義や実習、さらに論文作成を指導している。

ページの先頭へ移動する

臨床業務

月曜日から金曜日まで外来診療を行っている。また、専門外来として、網膜硝子体疾患、角膜疾患、眼腫瘍、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性、緑内障、黄斑浮腫、ぶどう膜炎、斜視・弱視、Low Vision、涙道疾患を施行している。手術は週2回定期で行い、臨時で月2回行っている。

ページの先頭へ移動する

社会貢献

年2回群馬眼科フォーラムとして、全国から特定の疾患の専門家を招き、招待講演を開催している。
群馬県アイバンクと協力し、角膜移植の啓蒙に努めている。
身体障害者認定事業に参加し、その認定を行っている。
網膜色素変性症の団体に協力している。
秋の群馬眼科集談会を主管している。
国際眼科連盟の国際フェローシップの受け入れ施設として、発展途上国の眼科医に網膜硝子体疾患の臨床を指導している。

ページの先頭へ移動する

業績

1. Matsumoto H, Kishi S, Otani T, Sato T: Elongation of photoreceptor outer segment in central serous chorioretinopathy. Am J Ophthalmol 145:162-168, 2008

2. Shimoda Y, Hamano R, Ishihara K, Shimoda N, Hagimura N, Akiyama H, Kishi S, Kaneko A: Effects of intraocular irrigation with melphalan on rabbit retinas during vitrectomy. Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 246:501-8, 2008

3. Ikeda F, Iida T, Kishi S: Resolution of retinoschisis after vitreous surgery in X-linked retinoschisis. Ophthalmology 115:718-722, 2008

4. Li D, Kishi S: Loss of photoreceptor outer segment in acute zonal occult outer retinopathy. Arch Ophthalmol 125:1194-200, 2007

5. Sato T, Kishi S, Watanabe G, Matsumoto H, Mukai R: Tomographic features of branching vascular networks in polypoidal choroidal vasculopathy. Retina 27:589-94, 2007

6. Yamaguchi Y, Otani T, Kishi S: Tomographic features of serous retinal detachment with multilobular dye pooling in acute Vogt-Koyanagi-Harada disease. Am J Ophthalmol 144: 260-5, 2007

7. Yoshida M, Kishi S: Pathogenesis of macular hole recurrence and its prevention by internal limiting membrane peeling. Retina 27: 169-73, 2007

8. Otani T, Kishi S: Correlation between optical coherence tomography and fluorescein angiography findings in diabetic macular edema. Ophthalmology 114: 104-7, 2007

9. Takahashi K, Kishi S: Serous macular detachment associated with retinal arterial macroaneurysm. Jpn J Ophthalmol 50: 460-4, 2006

10. Takahashi K, Kashima T, Kishi S: Massive macular hard exudates associated with branch retinal vein occlusion. Jpn J Ophthalmol 49: 527-9, 2005

11. Itakura, H., Kishi, S., Kotajima, N., Murakami, M: Vitreous collagen metabolism before and after vitrectomy. Graefe’s Archive for Clinical and Experimental Ophthalmology 243:994-998, 2005

12. Yamada, N., Kishi, S: Tomographic features and surgical outcomes of vitreomacular traction syndrome. American Journal of Ophthalmology 139: 112-117, 2005

13. Utsugi, N., Takahashi, K., Kishi, S: Choroidal vascular occlusion in internal carotid artery obstruction. Retina 24: 915-919, 2004

14. Sato, T., Iida, T., Hagimura, N., Kishi, S: Correlation of optical coherence tomography with angiography in retinal pigment epithelial detachment associated with age-related macular degeneration. Retina 24: 910-914, 2004

15. Otani, T., Yamaguchi, Y., Kishi, S: Serous macular detachment secondary to distant retinal vascular disorders. Retina 24: 758-762, 2004

16. Li, D., Horiguchi, M., Kishi, S: Tomographic and multifocal electroretinographic features of idiopathic epimacular membranes. Archives of Ophthalmology 122: 1462-1467, 2004

17. Itakura, H., Kishi, S., Kotajima, N., Murakami, M: Persistent secretion of vascular endothelial growth factor into the vitreous cavity in proliferative diabetic retinopathy after vitrectomy. Ophthalmology 111: 1880-1884, 2004

18. Maeshima, K., Utsugi-Sutoh, N., Otani, T., Kishi, S: Progressive enlargement of scattered photocoagulation scars in diabetic retinopathy. Retina 24: 507-511, 2004

19. Maruyama, Y., Kishi, S: Tomographic Features of Serous Retinal Detachment in Vogt-Koyanagi-Harada Syndrome. Ophthalmic Surgery Lasers and Imaging 35: 239-242, 2004

20. Akiyama, H., Tanaka, T., Itakura, H., Kanai, H., Maeno, T., Doi, H., Yamazaki, M., (…), Kurabayashi, M: Inhibition of ocular angiogenesis by an adenovirus carrying the human von Hippel-Lindau tumor-suppressor gene in vivo. Investigative Ophthalmology and Visual Science 45: 1289-1296, 2004

ページの先頭へ移動する

沿革

昭和18年前橋医学専門学校が誕生。初代校長は色覚で有名な石原忍。
昭和18年から19年までは岡村清水が初代教授として就任した。
その後、青木平八先生が2代目教授(昭和21年~47年)に就任し、前眼部疾患と網膜色素変性症を中心に研究した。
第3代目教授は清水弘一(昭和47年~平成10年)で、眼底疾患の診断と治療に関して、国際的にもリーダーシップをとるようになった。特に、レーザー光凝固、蛍光眼底造影は教室の研究テーマとなった。
第4代目は現教授である岸章治(平成10年~現在)である。硝子体ポケットの発見により、眼底疾患の病態を立体的に捉えることに成功した。その結果、黄斑円孔、糖尿病網膜症、黄斑浮腫、強度近視などの病態を明らかにし、硝子体手術の理論を築いた。現在、それらの知見をもとに眼微小循環学、生体眼底組織学の臨床研究を行う一方、新しい治療法の開発を行っている。最近では基礎教室と協力して分子生物学の眼科応用を行っている。